越後駒ヶ岳~中ノ岳・・・・2日目
1日目・・・大湯温泉~駒ノ湯~越後駒ヶ岳~中ノ岳は「ココ」
「2日目・・・中ノ岳避難小屋~十字峡~野中バス停」
天気・曇り(雲の中)から晴れ
中ノ岳避難小屋(5:10)~十字峡(7:40)~野中バス停(8:55)
4時起床、夜中一晩中強風が吹いていました。
明るくなって窓から外を見ると真っ白、雲の中です。 ただしばらく見ていると雲は山頂付近だけみたいで、少し下れば雲の下に出そう、時々雲が薄くなった時に麓のしゃくなげ湖が見えます。
「あ~あ、どうしようかなぁ、予定通り丹後山経由で下りるのは問題ないけど、稜線は風が強くて寒いし、景色も良くないだろうしなぁ・・・」
「う~~ん・・・、とりあえず朝飯食べて準備して外に出てから決めよう。」
朝飯を食べ後片付けをして5:10に外に出ました。
小屋の外は相変わらず真っ白、とりあえず山頂へ
山頂もやっぱり真っ白、すでに小屋も見えません。
「止めた、真っ直ぐ下りよう!」
丹後山へ行くのは止めて真っ直ぐ十字峡に下ることに、考えたら3年前と同じパターンです。3年前の6月上旬に来た時も2日目雲の中で丹後山に行くのをあきらめて真っ直ぐ十字峡へ下りました。(3年前・越後駒~中ノ岳)
稜線の分岐点から途中の日向山
稜線からの分岐まで来るとすでに雲の下に、薄っすらとしゃくなげ湖が見えています。下のなだらかなピークは日向山。
越後駒ヶ岳
下り始めると越後駒ヶ岳が見え始めました。どうも雲の中なのは中ノ岳山頂付近だけみたいです。
兎岳~丹後山
中ノ岳
中ノ岳山頂だけは相変わらず雲の中です。
鉄塔の立っている日向山前後はまだ登山道は雪、3年前に下った時はまだこの付近は雲の中で視界もなく下山路を探すのに苦労しました。今回は視界もありサクサク下れます。
日向山(5合目)から急な雪の斜面を下って行き4合目の少し手前で登山道が出て来ました。そこからは樹林帯の中の登山道を下って行きます。
4合目の下で登って来た3人とすれ違いました。地元六日町の山岳会の人たちで避難小屋の窓の外に取り付けた板を外しに行くとのことで、まだ窓は雪の下だと言うとビックリしていました。この時期避難小屋がまだ埋まっているなんて久しぶりみたいです。
その後は急な樹林帯の中の登山道をグングン下って7:40に十字峡の登山口に到着
十字峡の登山口
長い舗装路をダラダラ1時間ほど歩いて野中のバス停に到着、その後バス電車バスと乗り継いで車の置いてある大湯公園に昼前に戻り、公園の前にある「交流センターユピオ」で温泉に入り帰りました。
残念ながら雲の中で視界が悪く丹後山へは行かないで真っ直ぐ十字峡へ下りました。
丹後山への稜線は越後駒~中ノ岳と違ってなだらかなので、まだ雪が多く残り登山道は雪の下です。特に兎岳~丹後山は丸いなだらかな稜線で晴れていると気持ち良いんですけどね~、残念。
3年前に来た時も1日目は快晴の晴れ、2日目は雲の中で丹後山は諦め真っ直ぐ十字峡へ下りました。ただ3年前はかなり下まで雲の中で日向山付近で下山路がわからずウロウロと探すのに苦労しました。今回はすぐ雲から出て視界が開けたので迷わずサクサク下れました。
5月後半から6月上旬に越後三山に来るのは今回で4回目、飯豊と朝日連峰とともにこの時期お気に入りです。
この3ヵ所はどこも2,000mほどなのでこの時期でも晴れるとかなり暑いですが、まだアブやブヨは少なく快適です。(夏は虫も多くメチャクチャ暑いです。)
この時期どこもまだ残雪が多く登山口までの道路が不通の部分があるので(越後駒は枝折峠がまだ不通です)、登山者も少なく静かな山歩きができます。
中ノ岳避難小屋は水場はないので駒ノ小屋から担いで行かないとダメですが、ほぼ山頂にあり展望は最高です。(ポリタンの天水はあてになりません)この時期だと利用者も少なくいつも独り占めか、いてもせいぜい1組ぐらいです。
5年前に麓~中腹の樹林帯(ブナ林)が紅葉の時に来たのですが、すごくきれいでした。また紅葉の時に来たいですね。今度は稜線が紅葉の時かな、または前回と同じようにまたブナ林が紅葉の時でも良いなぁ。
過去の越後三山の記録は「ココ」
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